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アンデスからアマゾンへ(5)
帰り道、がけ崩れを乗り越えて
 プカルパの楽しい2日があっという間に過ぎていきました。私たちはリマヘは、陸路で帰ります。というのも、ワンカイヨでマテを買ったり、サンフランシスコで布を買ったりしたので、ついに持ってきたお金がなくなり、飛行機に乗ることができなくなってしまったのです。

 行きに通った地獄の悪路を再び通らなければいけません。何とかここを早く通りたかったので、ティンゴマリアまで、乗り合いタクシーで行くことにしました。
 乗り合いタクシーというのは、このあたり独特の交通手段で、4人集まるまで、タクシーの事務所の前で呼び込みをします。「ティンゴ、ティンゴ、後2人」というように。8時30分から待っていて、ようやく9時に4人になり、出発しました。

 バスに比べて、スピードを売り物にしているため、未舗装の悪路で、めちゃくちゃに早く走ります。ものすごく揺れて、内臓がでんぐり返ってしまいそう。「何でお金を払って拷間を受けなければならないのだ一!」と怒鳴りたい気分です。でも、バスでは5時間かかったアグアイタの町まで3時間で着きました。これは早い!!。
 しかしここで問題が起きました。この先ががけ崩れで通れないと言うのです。なんということ!。もう私たちにはプカルパまで戻って飛行機でリマまで行く経済力はありません。かといって、のんびり2〜3日ここで待つ時間もないのです。これは困った。どうしよう…。

 そこにやってきたのは、地元のタクシー。運転手いわく、「がけ崩れの手前まで、俺が乗せて行ってあげよう。そこで降りて、歩いてがけ崩れを乗り越えるのだ。そうすると、向こうにも、俺と同じようなタクシーがいるに違いない。それを拾えばティンゴマリアまでいけるだろう。4人で20ソル、つまり一人頭5ソル。どうだ。」まあたくましいというか、地獄に仏というか。そういえばむかし、エクアドルでも同じような目にあったことがあるので、すぐにこの話に乗ることにしました。

 がけ崩れの現場は、山が迫って滝がいくつもある、まるで層雲峡のような所でした。大型のトラックや、バスでごった返していましたが、幸いかなり前まで行くことができました。ロープが張られ、立ち入り禁止のようになっていましたが、まだ重機が到着していなかつたのでロープをくぐり、がけ崩れの上を歩いて渡りました。〔工事が始まっていたら、入れなかっただろうと思います〕崩れた土砂の上は軟弱で、しかも水がかなり流れています。
がけ崩れの前で、呆然とたたずむ支配人
がけ崩れの現場を前に、呆然とたたずむ支配人
 かなり怖かったのですが、私たちと同じように渡ってくる人もいて、お互いに助け合いながら、無事に乗り切ることができました。
 さて、ティンゴマリアまで行く車を探さなければ・・と思い、開通を待つ長蛇の列のバスやトラックの間を歩いていると、「お一いこっちだぞ一」と呼ぶ声。プカルパから一緒の車に乗ってきた太ったペルー人のおじさんが私たちを呼んでいるではありませんか。
 彼はすばやくがけ崩れを渡り、車を見つけていてくれたのです。なんてラッキーなのだろうか。ほとんど待たずに車に乗ることができたのです。そのおじさんいわく、「これがペルーさ、わっはっは一。」でも、私たちは、このおじさんと、運のよさに感謝せずにはいられませんでした。
テリンゴマリアのメインストリート  ティンゴマリアには、午後3時半ごろ着きました。ここからリマまでは、すべて舗装道路でがけ崩れの心配あるような所はありません。幸い、ついたすぐそばにバス会杜がありました。ワンカイヨからプカルパまで行くぼろバスがレストランに止まったとき、反対側に、リマ行きの寝台バスが止まっているのを見て、帰りにはぜひ乗ろうと考えていたので、バス会杜の名前を覚えていました。実にうまくいったもので、そこがそのバス会仕だったのです。
 早速チケットを買いました。その日の席は、後3つしか残っていませんでした。なんて幸運なのでしょうか。このツキを日本まで持って帰りたいものです。
 バスでは、ぐっすりと寝て、翌日の早朝にリマに到着しました。


 
(左写真)ティンゴマリアのメインストリート
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