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小さな国際交流(4)
*ストライキ
 土曜日と日曜日は暇になってしまいました。サンフランシスコ村の小学校は月曜日に行くのですが、それまでやる事がありません。なんだか間延びしてしまいました。祭りの翌日ということもあってか、やっている店もまばらです。午前中は、日ごろの旅の疲れを癒すためにホテルでごろごろを決め込みました。

 さてさて、午後になりました。火曜日にプカルパを出る予定なので、ではバスのチケットを買いに行こうということになりました。プカルパの先はまたもとのワンカイヨに戻るつもりでいたので、そこへ行くバスは『セントラル・ツーリスモ』という会社しかありません。まず真っ先にセントラルツーリスモのオフィスへ行って見ました。ところが・・・

『すいません、ワンカイヨへ行きたいのですが、バスは何時に出るんですか?。』
『いつ行くんだね?。』
『今度の火曜日です。』
『火曜日はバスが無いんだ。』
え〜〜!!、だってバスは毎日あるってそこの黒板に書いてあるじゃないですか?。』
『月曜日から無いんだ。‘パロ’があるからな。』
『えっ!その‘パロ’ってなんですか?。』
『パロはパロだよ。君たちパロを知らないのか?。仕事が無いんだよ。』
  (実はこの時点で私たちは‘パロ’という言葉の意味(単語)を知りませんでした)
『とにかくバスは無いんだ!。』

困った私たちは、別のバス会社へ行って見ました。
『ワンカイヨへ行きたいんですが・・・』
『うちはリマへ行くバスしかないんだよ。ワンカイヨならばセントラル・ツーリスモへ行きなさい。』
『リマでもいいんです。今度の火曜日のバスの席はありますか?。』
『火曜日か?。月曜日から‘パロ’があるから火曜日にはバスは動かないよ。』

ええ〜〜〜!!!’パロ’ってなーに?

 私たちはホテルへ急いで帰り、辞書を引っ張り出して調べてみました。
『パロ、パロ、あった、あった。なになに、「組合のストライキ」だって。どうやら交通機関のストだな、これは。』

 再びバス会社のオフィスへ行きました。
『‘パロ’はいつからいつまであるんですか?。』
『月曜日からだな。いつまで続くかはわからないぞ。一週間か、一ヶ月か・・。』
『なッなッなんだって!!!そんなに続くの?』
『まあ、神のみぞ知るっていうやつだ。政府が要求を飲めばすぐに終わるんだがね。』
『ということは、日曜日にここを出れば大丈夫なんですか?そしてどこまで行けば大丈夫になるんですか?。』
『今回の‘パロ’は「ワヌコ」までやるらしいぞ。ワヌコから先はバスや車は動くそうだ。』
『ということは、ワヌコに日曜日中に着けば大丈夫なんですね。』
『いや、日曜日の夜までにワヌコを出なければだめだ。ワヌコまで‘パロ’なんだからな。』


が〜〜〜ん!!!!。こうして居られない!。日曜日中に何とかワヌコを出なければ。(ここプカルパからワヌコまでは早い車で行っても9時間はかかります)』
ヤリナコーチャの港を船に急ぐ       決断の時が訪れました !
『よし!これからすぐにサンフランシスコ村へ行こう!。子供たちに絵を描いてもらうことができなかったらアンデスの別の小学校に話をしてみよう。とにかく絵と画材を回収してこなければ・・・。その後ティンゴ・マリア(ここからワヌコまでの途中の町)までの車を探そう。』
 こう決まると素早く私たち4人は行動に移しました。まず港のあるヤリーナへ「モトタクシー」(バイクタクシー)に乗って急ぎます。4人いるので2台で行くかと思いましたが(モトタクシーは3人乗り)そこは適当な国、1台に4人乗っていくことになりました。狭いのなんの。
*再びサンフランシスコ村へ
さあさあ、皆急いで(写真上、ヤリーナ港にて)
さあ、早く乗って!ハナコさん足元気お付けて(写真右)
 もう時間は午後3時です。冬の短い太陽がそろそろ傾き始めています。
『船頭さん、サンフランシスコで2時間待ってくれますか?お願いしますよ。』
『普通1時間なんだけどな。帰りが暗くなってしまうぞ。』
『そこを何とかお願い!。少し運賃を余計に払うからさ〜』
『わかったわかった。さあさあすぐに出発しよう。』
 ペケペケペケペケ〜〜〜!  急いでいるといっても船はのんびり進みます。   ペケペケペケペケ〜〜!!
 この「ペケペケ」というエンジン音から船の名前を『ペケペケ』と言うんだそうです。
ペケペケに乗って
漁船とすれちがう  『ヤリナコーチャ』を行くペケペケ。
 私たちのあせる心とは裏腹にアマゾンの森の空気を感じながらのんびり進んでいきます。漁師の船とすれ違い、静かな湖面に波を少しづつ立てながら。

 まあ、ずーとあせっていてもしょうがありません。こういうときにものんびりとした時間は、なぜか心地よくさわやかです。
 さて、ペケペケは午後4時頃にサンフランシスコ村の港に着きました。2日前に来たので、顔見知りの子供たちが駆け寄ってきます。(写真右)

『あれ〜、月曜日に来るんじゃなかったの〜?。』
『いやあ、‘パロ’があるので月曜日には来られなくなったんだ。だから今来たんだよ。』
『私ウルキヤさんに知らせてくる。』

 ウルキヤさんの家では、家族が皆そろって迎えてくれました。
再び訪れたサンフランシスコ村
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