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星と雪の祭り《コイユール・リティ(2)》
(2) キリスト伝説
 天空の音楽、笛と太鼓の素朴な音色
天空の音楽、笛と太鼓の素朴な音色。
 マワヤニには夜中に到着しました。寒いけれど、明るくなるまでバスの中で仮眠です。思い切り厚着をして、寝袋に包まって・・・。
 そして次の日、巡礼のために集まった多くの人たちといっしょに、「聖地」に建つ教会を目指しました。その教会には『奇跡の十字架』が収められているといいます。それはキリストがこの地に現れたという伝説の証だと。

 その物語とは、今からおよそ225年ほど昔の1780年6月12日に、リャマ飼いのマイタ一家に起きた出来事の物語なのです。その物語とは・・・

マイタ一家には19歳と13歳の兄弟がいた。兄弟は家からだいぶ離れた所までリャマの放牧に出ていたが、兄は恋に芽生え、兄である事をいいことに、弟のマリアーノにリャマの世話を押し付けて、遊びに出たままほとんど帰らなかった。
一人で全部のリャマの面倒を見なければいけなくなったマリアーノは、遊ぶ事もできず、ただ疲れるばかりだった。
 そこへどこからとも無く、『肌の白い男の子』が現れ、『僕といっしょに遊んでくれたら食べ物をあげるし、リャマの面倒も見てあげるよ。』と言った。マリアーノは喜び、彼といっしょに遊ぶ幸せな日々が続いた。
 そんなある日、マリアーノの父の知り合いがそんな様子を見て、『マリアーノは遊んでばかりいるよ』と告げたのだ。驚いた父は、マリアーノの様子を見に行った。するとどうだろうか。兄はいないけれど、リャマの数は増えているし肥えているではないか。父はマリアーノをねぎらい、新しい服を置いて行った。


 その服を見たマリアーノは、今まで気が付かなかったけれど、『白い肌の男の子』の服がまったく古くなっていないのを不思議に感じた。そのことを彼に尋ねた翌日、彼はぼろぼろの服で現れた。驚いたマリアーノ、今までのことを感謝する積もりで、彼に新しい服をプレゼントしようと思い、ぼろい服の一部をもらって生地を探しに町に出てた。
 だが、その生地はどこで聞いてもこの世には無い高貴なものであると言う。そんな高貴な物をマリアーノが持てるはずが無いので、彼が盗んだのかと疑われた。あわてたマリアーノ、正直に事情を説明すると、では皆でその『白い肌の男の子』とやらを見に行こうと言うことになってしまった。


さて、いざその場所へ着いて見ると、遠くから光るものが見えるのだけれど、近づくと誰もいないのである。実は『白い肌の男の子』は、マリアーノにしか見えないのである。
 その後、マリアーノと男の子が遊んでいる場所へ、皆で『白い肌の男の子』を捕まえに行くと、突然閃光が走り、眩しくて何も見えなくなってしまった。誰かが『そこの木に逃げたぞ』と叫んだので、皆がその木を見上げると、そこには十字架に架けられ、血を流して苦しむ『イエス・キリスト』の姿があったと言う。
 その血を見て、友達が殺されたと思ったマリアーノはショック死してしまう。そしてその光が消えた後には、マリアーノの亡骸とキリストが苦しむ姿が焼きついた岩が残されていたのである。


 『キリストの姿が焼きついた岩』が、この標高4800mの聖地に建つ教会に納められているんです。
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