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星と雪の祭り《コイユール・リティ(1)》
(1) 『コイユール・リティの祭りに行かないか?』
 『コイユール・リティの祭りに行かないか?。』
 インカ時代の面影を残すぺールーのクスコのアルマス広場で、友人のぺぺが私に問いかけました。彼はこの観光の町クスコでガイドをして暮らしています。
 初めて耳にするこの名前に思わず「コイユール・リティ」ってなんだい?。と聞き返す私。すると彼は詳しく説明してくれました。
 
 『毎年6月の満月に、クスコからバスで1日行ったところにある標高5000mのアンデスの山の中で盛大な祭りが行われるんだ。その祭りの行われる場所は、何でもキリストが今(2005年)から225年前に現れたとされる聖地で、その日に合わせて各地から巡礼がやってくるのさ。その巡礼、音楽を奏で、踊りながらやってくるので、色々な地方の音楽を生で聞く事ができるし、素晴らしく美しい山の中の祭りだから、決して飽きる事が無いんだ。とにかく興奮する祭りだよ。
 場所は、クスコの南東に約170km行ったコルケプンコ氷河のところで行われるんだ。氷河の上に十字架を立てる。そこは標高5400mにもなるところなのさ。』

 とっても面白そうなので、私たちはその場で『行こう!』と返事をしました。
アウサンガテの山をバックに、巡礼者は行く 
アウサンガテの山をバックに巡礼は行く。
 バスはクスコをお昼に出発しました。まず46kmほど南下して、ウルコスの町へ。舗装道路はここまでです。
 この町の広場で露店でパンを買っていると、一人の老女に支配人が声を掛けられました。
 『あなたたち、コイユール・リティの祭りに行くのかい。』
 『そうですよ。』と答えると、急に手を差し伸べて、憧れのまなざしでこう言いました。
 『私もあと20歳若ければ、あの聖地へ行ってお参りしたい。この年だからもう行く事はできないが、あなたが行くのならあの氷河の上にたつ十字架にお祈りをして、どうか幸せになって欲しい。』と言うのでした。その老女の言うには、それは荘厳な祭りでであると言うのです。氷河の氷を持ち帰る事ができる者は、その大きさと同じだけの罪が許されるのだといいます。
 祭りへの急ぐ気持ちを抑えながら、私たちはウルコスの町をあとにしたのでした。
 ここからアンデスの山の中に分け入り、でこぼこの砂ぼこりの道が続きます。日が傾いた頃、オコンガテと言う小さい町に着きました。ここで食べ物を少し買い込み、バスは再び黄昏のアンデスを走ります。
 日はとっぷりと暮れ、次第に寒くなってきました。この時期のアンデスは、太陽が出ている昼間はそれなりに暖かく過ごせます。(気温20℃くらい)ですが、日が落ちるととたんに寒くなるんです。昔、インカの人たちが太陽をあがめた気持ちが、こうしてアンデスをぼろっちいバスで旅をするとよ〜〜くわかるんです。
 気温はさらに下がります。容赦なく車内に隙間風が吹き込み、あるもの全て着込んでも、寒くてたまりません。寒いよ〜!ぺぺはいったいどうしているのかなあ。あっ!やはり寒さで震えている。私たちが特に寒がりと言うわけではなかったので、少し安心しました。
マワヤニの朝、巡礼に出発するグループ
マワヤニの朝、巡礼に出かける人々
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